肩関節は人間の関節の中で最も脱臼を起こしやすい部分です。
肩の骨、軟骨、腱、関節の袋のいずれかが損傷していたり、先天性の要因が原因で脱臼が繰り返えられると、少しの力でも肩が外れてしまうようになってしまいます。
そうなるとスポーツだけでなく日常生活でも障害となってしまうので気をつけなければなりません。
脱臼は一度起こると、支えている腱や袋が伸びきってしまうために、脱臼をなおしても支えが効かずに、弱い力で外れてしまうのです。
脱臼が繰り返し起こらないようにするためには、手をお腹の前におく姿勢で約3週間くらい三角巾などで固定すると良いと言われていましが、それでは再発率が20歳以下で80%、20歳から40歳までで60%、40歳以上で16%という結果となり、伸びきってしまった関節包は治りにくいということでした。
そのために最近では、脱臼した側の腕のひじを体の脇につけた姿勢で固定するようになりました。
それにより再発率は下がり、損傷した関節包の緩みも治せるようになったのです。
この方法は、初めて脱臼をした場合や数回までの再発では効果がありますが、それ以上となると手術をしなければならないようです。